今回は看護専門学校に通うにあたって、活用できる奨学金を紹介します。
看護学校に通うには、おおよそ3,000,000円の費用がかかります。
決して安い金額ではないので様々な事情で払うのが難しい方もいるでしょう。社会人から看護師を目指す人は尚更です。
しかし、経済的負担を軽くして学べる奨学金という制度がありますので是非参考にしていただけると嬉しいです。
日本学生支援機構
独立行政法人の日本学生支援機構が運営する奨学金で、変換不要の「給付型」と返還が必要な「貸与型」があります。
さらに貸与型は無利息の「第一種」と、利息付きの「第二種」に分かれます。
20年という無理のない返還期間がメリットとして挙げられますが、貸与額が大きい場合は長期間の返還が負担に感じる可能性もありますので、
必要な金額だけを借りるようにして卒業後の返還計画を立てた上で利用するようにしましょう。
看護師等修学資金
各地方自治体が看護師確保の目的で奨学金を付与する制度です。卒業後は貸与を受けた自治体の指定施設で一定期間勤務するなどの条件を満たすことで、変換が免除されます。
貸与を受けた時点で就職先が決まっているので、就職活動の必要がないこともメリットと言えます。
逆に、就職先を選べないことや就業期間中に転職するなど、条件に合致しない場合は一括変換を求められる場合がある点には注意しましょう。
病院(看護)奨学金
病院が看護学生に対して学費の貸与を行う制度です。
貸与を受けた病院に一定期間就職するので、就職活動の必要がありません。
また、貸与を受けた病院で一定期間勤務すると、奨学金の返還が免除されます。
逆に、就職先を選べないことや就業期間中に転職するなど、条件に合致しない場合は一括変換を求められる場合がある点には注意しましょう。
最後に
以上です。前提として、まず学校ごとに対象となる奨学金制度が違います。
例えば、私が通っている国立病院機構が運営している学校の学生のみが受けられる奨学金や
住んでいる地域によっても奨学金の内容が違ってくるので、希望する学校のホームページから奨学金の内容をきちんと調べるようにしましょう。
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