社会人から看護師になるメリット・デメリット

今回は社会人の方に向けて、社会人から看護師になる事のメリットとデメリットを紹介しようと思います。

物事には必ず良い事と悪い事がありますので、少しでも看護師の良し悪しを把握できるとギャップが少なると思います。

看護師になってから、「思ったのと違う」となるのは比較的多いと感じます。そうなると非常にもったいないので

是非参考にしていただけると嬉しいです。

目次

メリット

給料が良く、安定している

看護師の給料は、比較的に見て高い傾向にあります。

看護師の平均年収は450~500万円です。キャリアの推移を考えると働き始めて4年ぐらいでそれぐらいの年収になります。

詳しくは下記の記事に書いているので覗いてみてください。

一方で世間一般的なサラリーマンの年収を見てみましょう。

国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者1人あたりの平均年収は460万円です。

実際に比較しても看護師の給料が良いことが分かりますし、看護師は女性が大半を占めているので、その観点から見てもかなり良いと言えるでしょう。

また、看護師は上記の給料が安定してもらえます。国家資格を持っているだけで価値が高いからです。

個人の成果によって給料が変動しないのでほぼ確実に高い年収をもらえるのは魅力的です。

転職に困らない

看護師になれば簡単に転職することができます。

医療現場において、看護師は常に人手不足で需要が高いからです。

看護師は「国家資格」のお仕事なので資格を持っているだけで市場価値が高いのです。

実際に看護師の有効求人倍率をみてみましょう。

厚生労働省の「職業情報提供サイト(看護師)」によると、令和4年時点で看護師の有効求人倍率(平均)は2.53倍です。世間一般的なサラリーマンの有効求人倍率(平均)は1.25倍です。

比較してわかる通り、看護師の有効求人倍率が高いので転職に困ることはほぼ無いと思っていただいて大丈夫です。

ノルマに追われない

最後に、社会人から看護師になるメリットとして「ノルマに追われない」という事があげられます。

ここでの「ノルマ」と言うのは営業職のように「一定期間以内に達成するべき売上や契約数」の事を指しています。

看護師は世間一般的なサラリーマンと違い、資格のお仕事なのでそれだけで価値が発生します。

これまで営業ノルマに苦しめられていた方には魅力的に感じるでしょう。

デメリット

学費などのコストがかかる

看護師になるためには看護学校に最低でも3年通わないといけないため、学費などのコストがかかる点がデメリットになります。

社会人から目指すとなると生活費なども賄う必要があるので経済面での問題があります。

それでも、社会人から看護師を目指す方を対象にした給付金制度や奨学金制度がありますのでそれらを活用できると十分目指せます。

下記の記事に給付金や奨学金の詳細を書いているので参考にしてみてください。

別職種への転職が難しい

看護師は国家資格を要する仕事なので、看護師として転職する場合は困りませんが、一方で看護師以外での転職が難しい点もデメリットになります。

社会人から看護師になって「思っていたのと違うな」「別の仕事に興味が出たからそっちに挑戦したいな」となっても中々方向転換しづらいです。

看護師の技術を活かせる別職種となると「介護士」「助産師(女性のみ)」「看護学校の先生」ぐらいでしょう。

社会人の方であればリサーチ能力はあると思いますので事前にしっかり調べて覚悟を持った上で看護師を目指すべきでしょう。

就業時間が不安定で、体力的にきつい

最後のデメリットとして、就業時間が不安定な所があります。

看護師は世間一般的な会社と違い、日勤と夜勤があるので就業時間が不規則になりがちです。

また、人手不足な現場が多いので、残業になる事も珍しくありません。

シフト制でもあるので友人や家族との予定も立てづらく、プライベートが充実しない事もあるでしょう。

それによってストレスが溜まってしまう仕事ではあります。

最後に

看護師は魅力的に思える良い所もあれば、ストレスが溜まり安い悪い所もあります。

社会人から看護師になる事に興味がある方は、メリットとデメリットをしっかりと認識した上で目指していただければと思います。

せっかく時間とお金をかけて看護師になったのに、理想とのギャップで苦しんで欲しく無いです。

今回はそれぞれ3つを紹介しましたが、他にも沢山あるのでネットやYouTubeでの意見も参考にしていただければと思います。

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