このブログにおいて1番重要な議題になる内容になりますが、そもそも看護師は副業ができるのかを解説していきます。
昨今、働き方改革によって政府が副業を推奨しています。その影響で副業をする会社員が増えたのと同時に許可する企業も増えてきています。
ただ一方で看護業界ではどうなのでしょうか。
国立病院の場合は副業が禁止されている
公務員は法律により副業が認められていません。つまり、国立・都道府県立・市区町村立の病院や保健所などに勤めている看護師は公務員の身分を有しているので、基本的に副業が禁止です。
民間の病院は就業規則による
民間病院の場合、副業が可能かどうかその病院の就業規則によります。
つまり副業禁止の規定がある場合、副業してしまうと規則違反となり最悪の場合は懲戒の対象になってしまいます。
ここから大事なのが副業禁止している病院がどれくらいの割合いるかという事です。日本看護教会の2023年病院看護実態調査によると看護師の副業・兼業を禁止している病院の割合は35.8%です。
逆に許可されている病院は44.3%でした。どうでしょうか。多いのか少ないのか微妙なラインですね。。就活をする際に、副業が禁止されているのか可能なのかをしっかり聞いて判断することが必要ですね。
また、許可されている病院の中で、副業・兼業の届出が必要な病院の割合は88.8%と大多数を占めています。副業をする際は、規定に則って届出を出しましょう。
副業が禁止されている病院でバレずに副業をする方法
それでは仮に働いている病院が就業規則によって副業が禁止されていた場合、どうやってバレずに副業を行えばいいのでしょうか。
①住民票を自分で納付する
通常、住民税は本業の給与から天引きされます。この住民税の徴収方法は「特別徴収」と呼ばれ副業をしていると、副業先の所得分の住民税も合算して本業に通知されるため、勤め先に副業をしていることがバレてしまうのです。
このような問題を防ぐために住民税を天引きではなく自ら支払いをする「普通徴収」で納税しましょう。
②副業について誰にも話をしない
自分が副業をしていることを職場の人に絶対に言わないようにしましょう。副業収入に成功すると職場に自慢したくなってしまいます。
この気持ちはわかるのですがグッと堪えましょう。信頼している人に話たつもりでもどのように周囲に話が漏れるかわかりません。また自分だけ抜け駆けして稼いでいたら周りの職場の人たちはいい思いはしないでしょう。
最後に
前提として副業が禁止されている勤務先に勤めながらの副業はおすすめできません。1番は副業ができる病院へ転職するようにしましょう。
個人的な感覚で言うと普通の企業に比べて病院は副業を禁止にしているパターンが多いと感じます。特に規模がある程度大きい病院では禁止されている所が多いのは事実です。
副業が当たり前の時代になるのはまだ早いと感じますが、私はこのブログやYouTube活動で副業を推奨する流れを速くしていきたいなと思っています。
今後の参考にしていただけると嬉しいです。
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