看護師の給料が上がらない理由

看護師は責任が重い仕事の割に給料が低いと良く言われます。

その大きな原因がどれだけキャリアを積んでも責任が重くなるだけで給料が上がらない事です。

今回はなぜ看護師が給料が上がらないのか解説していきます。

目次

役職に就きずらい

看護師は一般サラリーマンと比較して役職に就きずらい職業です。そのため役職手当がつかず、給料が上がりません。

看護師業界において役職の少ないことが特徴的です。他の職種では、5人に1人くらいの割合で役職者がいます。今の時代では新卒2年目で役職に就く事も珍しくないです。

しかし看護業界での役職者の割合は、看護師30人に1人くらいの割合となっています。

看護師の役職には、基本的に下記の3つがあります。

①看護主任

→係長の役割

②看護師長

→課長の役割

③看護部長

→部長の役割

この時代に、役職が3種類しかないのはかなり珍しいです。看護師の人数が多い病院などでは副主任や副看護師長などの役職も存在しますが大体の病院ではこの3つの役職しかありません。

看護師は普通のサラリーマンと違って、個人の成果によって評価される訳ではないのでより役職に就きずらい状況になっています。

新たな資格や技術を取得しても手当が少ない

看護師が資格を取得しても大幅な給与アップにつながる可能性は低いです。

例えば、日本看護協会認定の資格である認定看護師と専門看護師について、データから見るに資格手当の平均月額は認定看護師が8,556円、専門看護師が11,566円となっており、大幅に給与が上がっているとはいえません。

資格をとるためのお金と労力をかけたのに手当は少なく責任がより重くなる。これは割に合わないですね。。。

看護師が病院の利益に大きく影響されない

看護師は病院の利益に貢献しずらいです。なぜなら医療業界で見たときに看護師の比率が1番多いからです。

それこそ医者や薬剤師の方が貴重な存在として扱われます。特に医者は病院にとって利益に大きな影響を与えるため、給料が高いのです。なぜなら患者は優秀な医者がいる病院に行きたいからです。

患者は優秀な看護師がいるからという理由で病院を選ぶことを恐らくしないでしょう。こういった病院経営の構造上、看護師は給料が上がりづらいのです。

最後に

ではどうすれば看護師の給料が上がっていくのでしょうか。結論から言うと看護師業界の賃上げによって全体の固定収入が底上げされていくでしょう。

2022年に国からの補助金を活用した賃上げが実施され、2024年には診療報酬改定によりさらなる賃上げが行われました。看護師が人手不足となりニーズが高まっているのは事実なので全体的な給料は上がっていくと思います。

しかし、私の意見を言うとそこまで上がらない賃上げを待つよりも別の方法で大幅な給与アップをしたいです。そこで活躍するのが副業だと考えています。

副業については下記の記事に出しているのでぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

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